Drag Race Diaries

マイペースにドラァグレースを視聴中。基本的にネタバレしています。

Rupaul's Drag Race Season9 レビュー

引用:Rupaul's Drag Race Facebook

https://www.facebook.com/photo?fbid=10154486160547828&set=a.10150639903137828

ル・ポールのドラァグ・レース シーズン9!

放送は2017年、賞金の100,000ドルは変わらず。コンテスタントは14人、エピソードも14とシーズン7のときに戻った感じです。

なぜシーズン8はあんなに短かったのか……。

ところで、シーズン9といえば、ほんとも〜〜〜メンツが強い。見てください上の画像を。今や大物がズラリと並んでおります。

シーズン9の印象

シーズン9を振り返ると大人なシーズンだったなあ〜とか思うのですが、一つひとつのエピソードは激しいというかいろいろあったなあ……と遠い目をしてしまいます。主にヴァレンティーナ関係で。

いい意味でも悪い意味でも記憶に残る伝説のリップシンクが生まれたのもこのシーズンだったと思います。

オールスターで何人ものウィナーが生まれているのも納得!ドラァグレースを飛び出して活躍しているコンテスタントも多く、実力派がひしめき合っていたのがシーズン9なのかなと感じます。

そしてこのシーズン9のTOP4が大好きすぎるのです。

こんなのかっこよすぎでしょ!

記憶に残るエピソード

ep1 Oh. My. Gaga!

まさかのご本人登場ですごく驚いた記憶があります。

レディガガの愛あるコメント、とても良かったです。元気が出るエピソード!

ep5 Reality Stars: The Musical

実はわたくし、「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」が大好きなのですがこの頃は見ていなかったんですよね〜。それを差し引いてもおもしろい!と思ったルージカルです。

youtu.be

今思えばクロエもキムももっとおもしろく出来た……!と思うのですが、クロエ役のニーナボニーナブラウンがふてくされていたので仕方ない。

コートニーのあの話し方がしっかりミュージカルになっていておもしろいし、クリス・ジェンナーはアレクシスのハマり役です笑。

ケンダルもカイリーもかわいいし、ファラの振り付けがもっとしっかりしていたらな〜!勿体ない!と思います。

それにしてもジャッジ(というかルー)のダメな演技に対するあからさまな視線が怖……。

ep9 Your Pilot's on Fire

ペアになって番組の予告編を作るチャレンジ!これ大好き!!

シアとサーシャのコンビが最高なんですよね〜。でもほかのも全部見たくなるという。そしてランウェイカテゴリーが「クラブキッズ」!

シーズン6のヴァイベイシャスが運んでくれた(と感じる)クラブキッズカルチャーをここでランウェイテーマに!ペパーミントのルックが忘れられません。最高です。

そしてそして、この回のリップシンクがある意味伝説に残るものでした。

自分がボトム2になるとは全く思っていなかったヴァレンティーナは、リップシンクの曲の歌詞を覚えていなかったという……そこでヴァレンティーナはルックのマスクを外さないでリップシンクをしたという。

いや……リップシンク(口パク)なのに口の動きが見えないて!と周囲をざわつかせ、もちろんサシェイアウェイしていきました。

ep 14 Grand Finale

こちらのリップシンクも伝説級。

S9のTOP4は本当に強くて、誰がなってもおかしくはなかったのですがその中でもシアクーリーはチャレンジのウィンも多く、踊れるのでサーシャ・ヴェロアが対戦相手となったときはシア優勢と思いました。

なぜなら、サーシャは一度もボトム2になっておらずリップシンクを見たことがなかったから。

そしてこのリップシンク対決です。

曲はホイットニー・ヒューストンの「so emotional」。サーシャはこのパフォーマンスのテーマを「薔薇」にした素晴らしいリップシンクを見せてくれました。

ウィッグから薔薇の花びらが降ってくるシーンはル・ポールのドラァグ・レース史上最高の場面だと思っています。会場の盛り上がりもすごい。

今見てもいつ見ても高揚感のたまらないリップシンクです。シアも悪くなかったけれど、相手が悪かった。サーシャの表現力が素晴らしく、伝説のリップシンクとなりました。おめでとう!

アジャの名言

このときNetflixではまだアンタックドの配信がなかったので見られていないのですが、ドラァグレース史上超超有名な発言があったのがシーズン9。やたらとこのシーンが本編でも出てくるので印象に残っています。

「You’re perfect, you’re beautiful, you look like Linda Evangelista, you’re a model! Everything about you is perfect! Did you stone those tights? Oh, you’re smiling! They eat her up EVERY SINGLE TIME she’s on that damned stage! Shedoesn'tevenhavetodoanythin- She could walk out there in a fucking diaper and they’d be like, “Valentina! Your smile is beautiful!"」

(「あんたは完璧、美しいわ、まるでリンダ・エヴァンジェリスタみたい!モデルそのものだ!すべてが完璧!あのタイツにストーンをつけたの?ああ、笑ってる!彼女があのステージに立つたびにみんな夢中になるってわけ!彼女は何もしなくてもいい!おむつを履いて出てきたとしても、みんなこう言う『ヴァレンティーナ!あなたの笑顔は美しい!』ってね!」(自分訳です))

これはアジャがヴァレンティーナに言った言葉なのですが、この文面だけだと褒めているように感じるものの全く違う皮肉たっぷりの言い方でワークルームの雰囲気が重くなっていてこちらも歴史に残るシーンになりました。

物議を醸したミスコンジニアリティ

フィナーレで発表される「ミスコンジニアリティ」。コンジニアリティ賞は一般的に「一緒にいて楽しかった人、親切な人」に贈られる賞らしく、好感度が高かったで賞、なイメージです。

このミスコンジニアリティ、一般投票で決められるためシーズン9はダントツ人気のヴァレンティーナが受賞しました。

これに納得いかなかったのがほかのクイーン。ヴァレンティーナがワークルームで親しみやすく人気者だったかというとそうでもなく、賞としていかがなものか?という空気になったのです。

視聴者人気投票じゃん!っていうクレームです。まあわかる。

これまでも人気投票の面はあったかと思うのですが、選ばれた方々が”ミスコンジニアリティ”として納得だったため問題にはならなかったのかなと思います。

この結果を受けて、一般投票ではなく参加クイーンの投票制となりました。良くも悪くもヴァレンティーナの影響力がすごい。

最後に

記録を残しておくために、自分のツイートを貼り付けておきます。